綴方教室の作品情報・感想・評価

『綴方教室』に投稿された感想・評価

黒澤の「赤ひげ」のルーツ、見た気がした。
こういう映画、ずっと自分でも作りたかったのか?
徳川夢声、清川虹子の父母の天性の明るさ、演技がこの
映画の柱でしょう❗むしろ、でこちゃん霞む。
最高の笑顔で…

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邹启文

邹启文の感想・評価

3.8

クレジットで製作主任:黒澤明 と書かれててびっくり、山本嘉次郎監督って黒澤明監督のお師匠さんだったんだね
黒澤映画とは打って変わって貧しい国でのリアルなドラマ作品なんだけれども、最後までニコニコして…

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文学の映画。オールタイムベストとすら思った。いつでも見られるようにしてほしい。円盤出てんのかな。シュールな笑いが多い。デコちゃんは相変わらずしみったれてて最高だが三島雅夫の顔が変わらなすぎて笑った。

このレビューはネタバレを含みます

長屋暮らしの貧しい一家の娘は、先生の指導で作文が上手い。彼女の作文が雑誌に掲載されるが父が仕事を貰っている親方の悪口が書かれていて、騒動となる。先生のお詫びで親方の怒りはおさまる。
しかし父が自転車…

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うどん

うどんの感想・評価

4.5

現代のSNS社会にも通ずる話のように思えた。 ありのまま書き世間に広める事の危うさ。でも先生の教え通りに綴っただけなんだよね…先生も添削してから投稿して😂

浮き沈みの激しい一家だけど、なんだかん…

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家族仲がいいのが何より嬉しい。近所の人からうさぎを二匹もらった時、子供たちだけでなく親たちもちょっと楽しそうなのが良すぎる。高峰秀子の子役時代、可愛かずみに似ているかもしれない。
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

4.0
高峰秀子生誕100年記念。制作主任の黒澤明がどこまで関わっているのかは知る由もないがオープニングから楽しめた。上映後の斎藤明美さんのトークショーも面白かった。

山本嘉次郎監督の製作主任に黒澤明が就いて見違える作品が頻出した気がするが、その初期秀作の一本であり、戦後の吉永小百合主演「キューポラのある街」と作品内容が酷似している気もした。また、高峰秀子が少女ス…

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bourbon

bourbonの感想・評価

5.0
機会があれば、「『綴方教室』の天才少女の真実と聖職者の欺瞞」として当時スキャンダラスな話題となったという、豊田正子著『芽ばえ』理論社 (1959年)を読んでみたい。
生活がどんどん貧しくなっていて辛い。でも書き綴り続ける。

豊田正子さんのその後、『思想の科学』1963年2月号で「母の生涯」で寄稿されてるみたいです。
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