すずす

綴方教室のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

綴方教室(1938年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

長屋暮らしの貧しい一家の娘は、先生の指導で作文が上手い。彼女の作文が雑誌に掲載されるが父が仕事を貰っている親方の悪口が書かれていて、騒動となる。先生のお詫びで親方の怒りはおさまる。
しかし父が自転車を盗まれ、職にあぶれるようになり、いよいよ一家は貧乏になっていく。作文を見せなくなり、不審に思った先生は、卒業後、彼女が女郎宿に売られそうな事実を知るが…

ネオレアリズモの影響だろうか、乾いた映像の中にウェットなドラマが展開する。
高峰秀子が十代前半から一貫して、強く逞しい女性を演じていた事には、とても驚かされます。
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