クレジットで製作主任:黒澤明 と書かれててびっくり、山本嘉次郎監督って黒澤明監督のお師匠さんだったんだね
黒澤映画とは打って変わって貧しい国でのリアルなドラマ作品なんだけれども、最後までニコニコして見ることができて良かったぞ。
戦前のほんっとうに何もなかった頃の東京で、綴方教室(日記を書く授業みたいなやつ)を通して自身の生活を他人にもわかるよう文字に落とし込んでいく過程は見てて楽しい。
日記というドラマが生まれ無さそうな題材なのに"近所の噂話をママ書いたせいで大人の人間関係にヒビが入る"といった他人事では無さそうな話が随時入ってくるので最後までニコニコして見れる。
高峰秀子坊が主演ということもあり、かなりジャリ向けの作品に仕上がっているのも良い。
こういうのでいいんだよ