あしからず

夜の女たちのあしからずのレビュー・感想・評価

夜の女たち(1948年製作の映画)
3.7
モンペ→着物→膝丈スカートと服装でみる田中絹代の戦中戦後。これが監督作「女ばかりの夜」に繋がるのが納得。人間の弱い部分につけ込んでくる魔とどこまでもついてくる戦争。教会の焼跡でリンチにあう時の悲痛な叫びが作品の全て。マリアのステンドグラスがマグダラじゃなく聖母の方。「やまこはりな、カスゥ。ぼやぼやしいなや」と悪態つく絹代よすぎた。やまこはるって何だろう。
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