よーだ育休中

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

3.0
前半は(物語の都合上)ある程度丁寧に話が進んでいた感があったものの、後半の(ハリーが撃たれて以降特に)構成が急激に雑展開。
とってつけたように採石場→アジトでのひたすら銃撃戦。シュワちゃんといえば血沸き肉踊るアクションシーンは外せない。とはいえ急ハンドルを切り過ぎではw(決して嫌いではない)

久しぶりに無心でドカーン!バキューン!ドババババー!を観れた映画。

FBI捜査官だったシュワちゃんがレイプ魔を逮捕。逮捕した際半殺し状態だったことから裁判に。劣勢とわかるやFBIを解雇。地方の保安官として左遷。妻と不和に。そんな中元上司の個人的な(FBI捜査官の息子がマフィアに殺された)復讐に巻き込まれて危険な潜入捜査に。
原題の《RAW DEAL:不当な扱い》はこの辺から来ているだろうに、邦題の《ゴリラ》って何よ、、

最後の友情カットやらロマンスのシーンやら、無理矢理ねじ込んだ感がすごい。

全盛期のシュワちゃんがピッチリオールバックで、カラーの違う衣装に身を包み時に笑顔で、時にマジな目で暴れまわる。一から十までシュワちゃんで成り立っているような映画。80年代のいい雰囲気と相まって、個人的には嫌いじゃない。