K助

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラのK助のレビュー・感想・評価

1.6
今回、シュワちゃんが演じるのは、正義感が強過ぎて無茶苦茶な捜査を行い、FBIをクビになった筋肉ダルマ。マフィアに息子を殺されたFBIの上司に、組織への潜入捜査を交換条件にFBIへの復職を打診され、否応もなく現場復帰したシュワちゃんだが…。

見所は、マフィアへ潜入する為に、髪にポマードを塗りたくり、スーツでキメたシュワちゃん。
しかし、この頃はまだ筋肉しか売りのなかった彼に、潜入捜査なんて高度な行為が出来る筈もなく。罠にかけられ身分がバレたら、暴力路線一直線。「潜入捜査で組織の弱みを握ってボスを刑務所にブチ込む」という当初の思惑はどこへやら。サブマシンガン片手に、マフィアの構成員からボスまで皆殺し。
そして、「百年分の警察の仕事を一日でやった」の一言で許されてしまうという適当展開。つーか、潜入捜査していた意味って…(汗)

取って付けたようなラブロマンスや、お涙頂戴人情シーンなどはあれど、映画としてのお約束で入れました感いっぱいで、色々な意味でB級テイストあふれる、午後のロードショーに相応しい作品でした。
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