だい

荒野の1ドル銀貨のだいのレビュー・感想・評価

荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)
2.0
なるほど~、これが噂に聞くマカロニウェスタンか~

違和感がすごいっっっ!!!!!


劇中の人名も地名も英語名なのに、
喋ってるのがイタ語なのってめっちゃ落ち着かないな…

だって、西部のガンマンが日本語喋ってるようなものだよ?
って、
うん。それ普通に吹き替えだな。

ぼくは吹き替えも違和感ありすぎて一切見れない人。
言語過敏マン。


しかも俳優たちもイタリア人なのに、
英語名の偽名でクレジットされてるとか、
徹底感がすごい。
でも喋ってるのはイタ語。
別に偽名使う必要なかったのでは?



ストーリーはごくごくシンプルな勧善懲悪!
わかりやすい。

先住民とか黒人とか、
そういう社会問題的なのをテーマに入れ込まない分、
マカローニのほうが純粋に勧善懲悪しやすいのかも。
わかるーに。


まあ、
ディテールはガバガバなんですけどね!

流血もしてないのに何で即死だと判断したし。
とか。
運び出すときさすがに呼吸か脈くらい確認するやろ!
とか。
仕事も見つかる前に家売って来させるなや!
とか。
警戒されてるんだから、まっすぐ伝言伝えに行くなや!
とか。

ガッバガバのガバ。
さすがドルチェ&ガッバーナの国。

ぼく世代にはドルガバは香水よりもサングラスのイメージです。


でもね。
勧善懲悪はカタルシスもドバドバだから、
ドバドバでガバガバを埋められるのだ。

勧善懲悪は正義。

ドッバーナのせいだよ…
だい

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