冒頭の近すぎるゴジラからのフロントガラス大破させながらバックで逃げるとこは絶妙な塩梅でよかったな〜。
パト1の遊馬の下宿みたいな、酒蔵の二階の秘密基地感も良かった。最新機器+和風建築の屋根裏感。
「記者」西田尚美
「博士」村田雄浩、佐野史郎
「軍人」西村雅彦
「役人」阿部寛
「若い女性」西田尚美(記者)、鈴木麻由(博士の子)
「謎の老人」?
ゴジラ映画的人間の役割はこの辺りだと思うんだけど。
今作は割と満遍ないバランスで、博士多めって感じ。
謎の老人はいることの方が珍しいか。
ゴジラは、
怨嗟の具現化でもなく、
守護神でもなく、
貴重生物30%(科学者が研究して喜ぶ)
災害30%(地震や台風みたいな被害者)
天罰30%(人類の驕りうんぬん)、
ヤンキー10%(やられたからやり返す)
って感じかしら。
災害も天罰も、
「オレの地球で偉そうにすんな!」
って暴れてるとすれば70%ヤンキーかもしれない。
絶滅危惧種ってことでいえばもう100%ヤンキーでもいいのかもしれない。
初っ端、西田尚美さんだ!とアガる。かわいい。高校時代に見た『花』で好きになりまして。
そんな西田尚美、ダルそうだったがいつの間にかやる気満々になってて、溢れ過ぎたやる気で昼に避難した危険なビルに夜一人戻ってて。
気が付いたらビルに一人残ってるのが村田雄浩になってて。
入れ替わってる!?
などと思う間もなく、阿部寛がブラストボム(人類最強爆弾?核兵器の置き換え?)でビル爆破。
佐野史郎が爆破を数秒遅らせてくれたおかげでなんとか助かる村田雄浩。
またまたビルの方へ戻って来てた西田尚美と鈴木麻由と再会。
その生還シーン、二人の背後から登場するシーンはホラーかってほどゾッとした。
冒頭のゴジラ映画から、いつの間にかビル脱出ハラハラ映画が始まってて一本で二種類みれてお得かもしれない。
でもそのハラハラって、阿部寛がどうしても爆破スイッチを定時に押したいが為っていう。ちょっと待つだけでいいのに。
最後は、ガメラかと思ったらのちの『メッセージ』のばかうけに繋がるビジュだった、宇宙船?隕石?宇宙人?が怪獣化してVS映画に。
そういえばビルの屋上にもコイツが居て、空気を変えてたんだったなー。村田雄浩が布で口をおさえていた程度で、別に苦しそうでは無かったので忘れていた。なのであそこでのハラハラ要素はやはり阿部寛。
で、ラストもやっぱり阿部寛。
ここまで至近距離で、直接的に、
ゴジラと睨み合う人間って居たかしら。
反ゴジ派だもんね、貫通ミサイルでボコしてたもんね、わかる、斬新だし。考えようによってはアツい。
でもいくら阿部寛でも、ゴジラと対等かのようにってのは…
いや逆か。今回のゴジラが人間に寄り過ぎてるのか。
その距離感は受け入れ難く思いました。
やはりヤンキーらしくメンチ切ってたってことなのか…?
特撮とCGって今や対立する二つなのかはわからんが、
ゴジラ(特撮)VSオルガ(CG)
みたいにも見えたなー。空気を変えるし。コンピュータに強そうだったし。
そう、オルガ。
隕石として大昔地球へ来て、海底に眠り続けていたが、復活して大暴れする、触手怪獣。無敵の装甲、コンピュータークラッキング、空気を変える、など人類を大きく上回る科学力。
そして佐野史郎。
…クトゥルー!?
ああそうだ、自分は佐野史郎さんが邪神を召喚すると聞いて、ご出演のゴジラ映画を…
以前観た『大怪獣総攻撃』ではそんなこと言ってなかったから、コレかな?と思って…
こっちじゃなかったようです。
本当はエメゴジ見なおしたかったんだけど、次は『ファイナルウォーズ』、みるかぁ。
生まれて初めて映画にスコアをつけます。
5点満点のようですので、
0〜1 みるんじゃなかった
1.1〜 みなくてもよかった
2.1〜 みるところがあった
3.1〜 みてよかった
4.1〜 みるっきゃなかった
みたいな感じでやってみようかなと思います。