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ドク・ハリウッドのトラインのレビュー・感想・評価

ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)
3.0
多忙な病院業務もビバリーヒルズの金持ち相手の高級整形外科になることで、立地な暮らしを夢見て引っ越し中の田舎の道すがら事故を起こして農園の作を壊してしまう。大事にはならないだろうと高をくくっていたところ、その農園は地方判事のものであり、裁判で地元医院での奉仕活動を命じられてしまい田舎町から離れることが出来なくなった。二日酔いで目を覚まそうと池の畔を歩いていると美女が水浴びをしており・・・というハナシ。



いわゆるラブコメとかトレンディードラマというやつですね。
イケメンの医者が田舎町で医療のあり方を考えながらも、きれいな女をうまく物にしようとする感じの恋愛要素が合ったりそんな感じです。こういうコテコテの作りは、やっぱり昔の米で作られた公正なんだなっていう再確認が出来ましたね。内容そのものよりそういうストーリー作りの方に興味が部下くて最後まで見ちゃった所があります。



ポリコレ汚染まみれのアメリカでは、今こうやってきれいな女を狙って地元の人間と張り合ってみたり、女とのワンナイトを狙って賭けをしたりという、アメリカンな雰囲気というものは描かれることはないんだろうなぁとか、失われた雰囲気や文化を忍ばせるストーリーは今見ると逆に新鮮なのかもしれません。実際私はそうでした。



先にも述べたように、ストーリー自体はこてこてなので、よそのものと嫌われていた町の人々からの信頼は厚くなり、相手にされなかった彼女からも熱視線をもらうようになって、それでいても奉仕活動期間を終えれば街を去ることが決まっている身の上で、主人公はどうするのか!みたいな感じの作りなので、割と視聴感は悪くないです。



取り立ててこの映画を見るべきだ!みたいな要素もないんですけどねw
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