昨日ブレッソン『スリ』を観て、同じくブレッソンのこれを観たことあるのにマークしてなかったのでメモ。
たしか早稲田松竹。変人男の数日間の夜の話。呆気ない終わりと、でもそれでいいなと思ったことを覚えて…
移動を繰り返す男、目的地はあるものの、放浪者の様で、遂には家へ帰り横になる。独白する。背中合わせの虚無と死に渦巻く(そんなことを彼に言っても、否定されるだろう)。絵具をキャンバスに塗る。
時間的飛…
このレビューはネタバレを含みます
カッティング イン アクション
立ち上がる時。
歩いてる二人を。
人と人が話す時は基本外側から切り返し。
主人公が目を合わせない。キョロキョロ目を逸らすことが多い。
手のクローズアップ。
二人並び…
ロベール・ブレッソン監督1971年の作品だけど、日本で初公開されたのは1978年でしたね。でも、当時の私はブレッソンも知らなくて、ノーマークだったなあ。
私が観たのはその翌年ぐらい。後楽園に馬券を…
『たぶん悪魔が』もそうだが、素人の役者しか使わないブレッソン作品において、表情の演技と会話の抑揚が重視される会話劇はとても相性が悪い
ブレッソンが会話劇を面白く見せようとしてないというのもあるが…
…
ブレッソンの最高傑作はなんだろう?
個人的には『少女ムシェット』か『ラルジャン』だという気がする。
でも、ブレッソンで何が好き?と聞かれると迷わずこの作品。ゴダールなら『男性・女性』、小津安二郎なら…
ブレッソン監督の中でも余り言及されることのない、本作。(そんなことない??)
ぷかしりまるさんの有り難い情報のおかげで、再び観ることが出来ました。(修復版上映をユーロスペース辺りで観たような気はし…
ブレッソンにしては陽気な音楽が多用されている。正直いっちゃなんだがドストエフスキーとブレッソンって相性悪いんじゃないの?白夜は未読なんだけどさ、あのキチガイしかでてこない作風でドライな演出をやられる…
>>続きを読む観るまでのハードルゆえ、作品の価値が異様に高められているように思える。
ここで観れます↓
https://rarefilmm.com/2019/06/quatre-nuits-dun-reveur…
2024.0119
Blu-ray(知人から借りた)
2年ほど前に、初めて存在を知った「白夜」
ドストエフスキーと月刊シナリオ(白夜シナリオ付き)で、展開と雰囲気は、何となく把握していた。
「ママ…