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Kids Return キッズ・リターンの七のレビュー・感想・評価

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)
5.0
間違いなく青春映画の傑作だと思います。大人の社会とは残酷なものだと思います。作中でもマサル、シンジ、そして同級生のヒロシでさえも上手に生きていません。一番成功してそうなのが、お客が少なくても「地道」に舞台に上がり続ける南極五十五号の二人のように見えます。人生で挫折を味わったらこの作品を観て

シンジ「マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな?」
マサル「馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねぇよ」

彼らを思い出して、もう少しだけ踏ん張って生きてみようと思います。
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