ゆず塩

Kids Return キッズ・リターンのゆず塩のネタバレレビュー・内容・結末

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ:学校をサボり、カツアゲするわと自由奔放に生きるマサル。マサルと一緒につるんでいるが暴力的ではないシンジ。2人はボクシングを始めるが、シンジが才能を開花してマサルは去ってしまう。別々の道に進むマサルとシンジの行く末と、同様に生き続ける青年の行く末を見る話】

主役2人はいるけど、他にもたくさん出てくる人がいて、実際は群像劇。
色々な人が出てきてややこしい。
何度か見るとよく分かるかも。

【テーマ:青年の苦悩。人生】
良くわかんないけど。
見てて転落していく様が辛かった。
そっちに行ったら堕ちてく、って方にどんどん堕ちてって。
辛い。
プラス、それでも続くよ人生は、って感じだし。

【その他】
身に包まされる感じがした。
自分が、真面目に一つのことを続ける方が良いのだろうけど、それが出来ない人なので、見てて辛い。
主人公2人がそんなに好きではないんだけど、他人事に見えないような。
人は弱いなぁ……。
自分事に感じたら楽しめるけど、どこかわからない映画な気がする。
あまりもう見たくないかも。
将来が不安定な時期に見ると毒な映画な気がする。
と言うか、辛かったー。

ヤクザの作法的な物が見てて面白かったかも。
当然のように人殺して、当然のように替え玉にして。
最初から無味乾燥で怖かったけど、やっぱり無味乾燥で怖い。
何考えてるかわからなくてサイコパスな怖さ。
反社会性パーソナリティ障害、か。

こうならんように頑張らないとな、って感じました。
ゆず塩

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