よんぴる

ウィローのよんぴるのレビュー・感想・評価

ウィロー(1988年製作の映画)
2.0
ディズニープラスの続編ドラマを観始めるも、映画版からあまりにも時間が経ち過ぎていて、「小さなおじさんの魔法使いがいたな」くらいの記憶しかなく、全くストーリーに着いていけないために再視聴。

世界を救う運命の赤ちゃんを拾った小人族の主人公が、アウトローの剣士や魔女の娘と共に魔女を滅ぼすための冒険物語。

うーん。とても微妙です。
主人公ウィローの家族愛が溢れる、「ホッコリ系SFファンタジー」で、安心して観られる内容となっています。

制作総指揮のジョージ・ルーカスは「指輪物語」を創りたかったんだろうなと分かるものの、あちらに比べて物語の重厚感が低く、なんとも中途半端感が否めません。

30年以上前の作品なので、小人や怪物の特撮がショボいことは仕方ないにせよ、「雪山を転げ落ちる人が雪玉になる」のようなドリフ的なギャグがストーリーを陳腐なものにしているように思えます。

この話があまり膨らむようには思えず、正直ドラマシリーズを観ることが辛くなってきました…

ちなみに、アウトローの剣士役をヴァル・キルマーが務めていますが、先ごろの「トップガン マーベリック」では、実際に闘病中ということもあり、登場しただけでもグッときましたが、若かりし頃の彼は筋骨隆々でカッコいいですね!上半身裸のサービスシーンが多めなので、ファンの方にはたまらないかと…
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