拳銃を売る男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『拳銃を売る男』に投稿された感想・評価

半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.3

アメリカ製作なのに全編イタリアでの撮影、そして貧しさゆえに犯罪を犯した中年男と少年の逃避行というイタリアンネオレアリズモ的な題材と異色すぎる製作背景の中でクオリティの高い傑作に仕立て上げてしまうロー…

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よ

よの感想・評価

4.7

念願のサーカスに入った男の子とそれに付き合わされるポール・ムニが、警察を巻くために打った小芝居が胸を打つ。それまで過去を一度たりとも話さなかった男が、男の子を引き寄せ父を演じるために昔腕力で人を救っ…

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成る程、確かにこれはネオレアリズモの文脈。「空腹だったから」がここまで拗れてしまうあたり、ものすごく今日性も有する作品だなと。あっちもこっちもそっちも皆金が欲しくてたまらない。
友達であり親子でもあ…

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WAFL

WAFLの感想・評価

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ビー玉で日常に戻っちゃう悲しさがいいな。そりゃオッサンよりビー玉の方が大事だわ。

冒頭のタイトルが、英語になり、監督名もジョセフ・ロージーになっている。浮浪者と幼年の出会い、そして逃亡。二人は間違いを犯すが、悪意はない。女性はセクハラの危機を浮浪者に救われる。浮浪者の出現によって…

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それぞれに貧しい人々の共生の可能性が、依存スレスレの関係に陥りつつも模索されているよう

貧しい大人と子供を描いた映画といえば、この作品がイタリアを舞台にしていて、スタッフや出演者にイタリアの人が多…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.3

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

「オッサンと少年の友情ものサスペンス映画」であり、ハラハラドキドキしながらも、二人の友情にホッコリさせられるジョゼフ・ロージー監督作品🎥💗

イタリアでのロケが映画に…

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flyone

flyoneの感想・評価

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イタリアで撮るならネオレアリズモだと確信したに違いないロージーの強靭さには驚かされるが、いっぽうで亡命者として彷徨うことを余儀なくされたことへの悲哀も垣間見える。
父子の物語はこれまでも描かれてきて…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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貧困と犯罪を描いた良くできた映画。イタリアン・ネオリアリズムそのものって感じ。
ニシ

ニシの感想・評価

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しょぼくれたオヤジとガキの逃避行なのにあの城跡の中の揺れ動く草原を2人で走っていく美しさはなんだ。2人とも価値観は合わずオヤジはガキにサーカスに連れられ、オヤジが髭剃ってる時はガキはただその周りを回…

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