昼寝

拳銃を売る男の昼寝のレビュー・感想・評価

拳銃を売る男(1953年製作の映画)
4.8
めちゃくちゃ面白え…さすがロージー。それぞれ全く独立して始まる、拳銃を売ろうとする浮浪者の男の話と牛乳を盗んだ悪ガキの話が、貧しさから犯してしまった罪をきっかけに交差する。2人が地下水道に入り、逃げながらサーカスを回る様子はダンジョンのようで楽しい。ネオレアリズモっぽい撮影でどう見てもイタリアの港町が舞台でありながら、全員が英語を喋る異物感もたまらない。浮浪者のポール・ムニが死ぬシーンの落下の禍々しさ!
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