放浪者と少年が奇妙な友情を交わす映画。
たまらなく面白かった。
ロージーがイタリアで撮った作品ということで、路上の人々の描写が驚くほどネオレアリズモっぽい。とは言えアメリカ制作らしく、人々は普通に英…
牛乳を盗んだ少年と人を殺した男のネオリアリズモ的逃避行。ボロ泣き。
ポール・ムニのやりすぎない張り詰めた演技(パンを盗み食いする瞬間のすっとぼけた反応!)とヴィットリオ・マヌンタの純粋な瞳の麗しさ!…
めちゃくちゃ面白え…さすがロージー。それぞれ全く独立して始まる、拳銃を売ろうとする浮浪者の男の話と牛乳を盗んだ悪ガキの話が、貧しさから犯してしまった罪をきっかけに交差する。2人が地下水道に入り、逃げ…
>>続きを読むジョセフ・ロージーが赤狩りに遭って亡命後初めてイタリアで撮られた、ほぼネオリアリスモ作品。言われないとジョセフ・ロージーとはわからなかったかも。雇い主に言い寄られる女中の部屋に隠れたポール・ムニが鏡…
>>続きを読むやむに止まれず殺人者となってしまった男と、偶然行動を共にすることになった子供の関係性、その心の通じ合いと別れにはイーストウッドの『パーフェクト・ワールド』を思い出した。
そういえばあの映画を小4のと…
拳銃を売る浮浪者の男の歩みがラストの父の歩みへと引き継がれる。これは単に少年にとっての父なる存在として浮浪者がいたという美談には留まらない。寧ろ少年の視点から土壇場のラストでそれまで蔑ろにされていた…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白い。
クライムアクションの自転車泥棒
迷路みたいな建物に子連れの犯罪者が逃げ込む主題はMと共通している
殺人をした途端に幸福を手にする男が最期は撃たれて斜面を滑り落ちる主題は不…