拳銃を売る男に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『拳銃を売る男』に投稿された感想・評価

新文芸坐シネマテーク

何やら廃墟的な雰囲気を漂わせた建物を浮浪者の男と少年がうろつき回るシーンがどうしたってロッセリーニの『ドイツ零年』を連想させるが、ロージー作品中では明らかにネオレアリズモ的な…

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男がサーカス小屋で少年にいきなり聞かせる自分バナ、自転車選手に付きまとう女の部屋(この女も相当ヤバい)で身づくろいし始める場面など。全体的な歪さもたまらない。牛乳の瓶は最後まで割れなかった。
masaakib

masaakibの感想・評価

3.6

新文芸坐シネマテークにて。
映像だけ見るとネオレアリズモかと思ってしまうけど、セリフが英語だったり、音響が過剰だったりと、なかなか不思議な映画でした。
終映後の大寺さんの講義で、赤狩りの対象となった…

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頭の足りない怪力男が出てくる映画はそれだけで最高。対等ではなく主従関係で物語が転がり続けるのは正にロージー。
csm

csmの感想・評価

4.5
力自慢の男もあの女中も滲み出るヤバさにゾクゾクする。落下も素晴らしかった。

イタリアを舞台にみんな英語で喋る。ネオレアリズモ的な荒廃した風景と浮浪者男の心の荒廃。見ている自分の心も荒みきった。気がつくと頬から涙が…
そして明日からの、渋谷でのハリウッド映画史講義特集へと気持…

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ネオレアリズモ的に英語に違和感持ちつつも、疑似親子の交流の上を行くしたたかさ、一大事の後に明日またビー玉遊びしたいってよ、という現実感に笑う少年になんだかとっても好感。運河、おそらく攻撃を受けたまま…

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菩薩

菩薩の感想・評価

3.8

何やら編集のぶつ切り感が気になるところではあるが、どうやら勝手に20分程短くされてしまったようでしょうがないところか。序盤30分は完全にネオレアリズモ、そこから徐々にノワールの香りが漂い始め、最終的…

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Lalka

Lalkaの感想・評価

3.5
亡命してイタリアで撮ったらネオレアリズモになっていた作品。アウトサイダーの主人公に共感させる作りはロージー的と言える。
19:15

2)2022/03/18
16:30 @シネマヴェーラ渋谷

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