新文芸坐シネマテーク
何やら廃墟的な雰囲気を漂わせた建物を浮浪者の男と少年がうろつき回るシーンがどうしたってロッセリーニの『ドイツ零年』を連想させるが、ロージー作品中では明らかにネオレアリズモ的な…
新文芸坐シネマテークにて。
映像だけ見るとネオレアリズモかと思ってしまうけど、セリフが英語だったり、音響が過剰だったりと、なかなか不思議な映画でした。
終映後の大寺さんの講義で、赤狩りの対象となった…
イタリアを舞台にみんな英語で喋る。ネオレアリズモ的な荒廃した風景と浮浪者男の心の荒廃。見ている自分の心も荒みきった。気がつくと頬から涙が…
そして明日からの、渋谷でのハリウッド映画史講義特集へと気持…
ネオレアリズモ的に英語に違和感持ちつつも、疑似親子の交流の上を行くしたたかさ、一大事の後に明日またビー玉遊びしたいってよ、という現実感に笑う少年になんだかとっても好感。運河、おそらく攻撃を受けたまま…
>>続きを読む何やら編集のぶつ切り感が気になるところではあるが、どうやら勝手に20分程短くされてしまったようでしょうがないところか。序盤30分は完全にネオレアリズモ、そこから徐々にノワールの香りが漂い始め、最終的…
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