このレビューはネタバレを含みます
船場のボンボンの柳吉とキタの芸者蝶子が何だかんだ離れられないというお話。昭和初期の商店やら法善寺の様子が分かって楽しいです。
柳吉こと森繁久彌、蝶子こと淡路千景の演技が度外れに素晴らしかったです。…
最後の雪の降り方がすごい。ゆったり、もったりした雪。どうやってるんだろう。雪によって静けさを象徴させる降り方。今の技術でも簡単じゃない気がするなー。俯瞰になった時の屋根への積もり方も凄い。職人芸なの…
>>続きを読む1979年1月1日にNHKで観た記録と記憶がある。森繁久彌が達者だな、と思ったもので以来映画館で観たいと熱望していた作品。40年も経ってしまった。
大阪に単身赴任で暮らした九年間に何度も法善寺横丁…
ボンボン上がりのどうしようもないダメ男と、そんなダメ男に惚れて頼ってどこまでもついてってしまうお人好し女。ライスカレー屋のテーブル下で足をツッツキあってイチャつく姿は、元祖バカップルとでも言うべき微…
>>続きを読むせつない神頼みとライスカレー
ふたりでいられることが成就なのかな
淡島千景の人間的魅力
森繁久彌の弱さの表現が素晴らしかった
映画のテーマも、映像も、芝居も、
まったく古くない
まったく古く…
原作は未読。
森繁久彌が面白い。老年期のとぼけた爺さんというのしか知らなかったので。どこまでもクズなんだけど、憎めない系のキャラクターがハマってる。
主演の2人のやりとりが漫才みたい。会話のテン…