あしからず

イントレランスのあしからずのレビュー・感想・評価

イントレランス(1916年製作の映画)
4.1
16fpsでも個人的に高速で目が回った。終盤の4つの時代を繋いだクロスカッティングの疾走感たまらない。やはり現代編が1番おもしろい。揺籠ゆらすリリアンギッシュと運命の三女神が神話的。3人という数字は赤ちゃんを奪った伯母たちや剃刀をもった死刑執行人にも通じると堀潤之さんのレクチャーあり。大森くみこさんの抑えめで丁寧な活弁と四楽士の重厚で映像を引き立てる演奏が贅沢な時間だった。特にコントラバスが染みた。最後は宗教画でクリスマスにぴったり
あしからず

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