このレビューはネタバレを含みます
1916年167分の大作。どうやって上映したんだか。さらに驚くべくは1919年に日本公開という。
人間のイントレランス(不寛容)をテーマにした大作。圧巻。多分これが世界で初めてイエス役が登場した映画…
これは凄い。とにかくバビロンの造形、映像の勢いが凄すぎる。警察の銃撃、ストライキ、キリストの磔刑、などあらゆる怒りや不寛容、つまりIntorelanceで不幸を招いてしまう。
映画の原初、「動く写…
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監督・脚本 D・W・グリフィス
イントレランス ❨ 不寛容 ❩
タイトルに興味があって。
ゆりやんのモノマネで知ってはいたけど
淀川長治さん本物の解説が最初に。
初めて画面で見れちゃった!
し…
恐二面性を持つ内容、前作のKKK発起描く「國民の〜」は白人至上万歳をエンタメっていて大人気だった流れで仕方がない。
ただ1916年製と思えない職人描写が天才的で、当時は観る側が発想に追いつけず逆に…
巨大セットのサイレント映画が見たくて。セットも人も大スケールなので、虐殺シーンもド迫力。
しかしやはり現代編が一番面白い。厳格な父のために扉の隙間からささやかなキスをするロバート・ハーロンとメエ・マ…
バビロン陥落、キリストの磔刑、サンバルテルミの虐殺、そして現代のアメリカと、4つの時代の不寛容が生んだ悲劇を描く。
話のスケールもセットもとんでもなく壮大で、特にエキストラの数は今まで見た映画の中…