八州雄会

クロッシングの八州雄会のレビュー・感想・評価

クロッシング(2009年製作の映画)
3.0
ニューヨーク ブルックリンの犯罪多発地区で勤務する3人の警官の運命の交差を描く2010年公開の作品


ネタバレになるかもですが・・・


リチャード・ギアは定年を控えたあまりやる気の無い制服警官、イーサン・ホークは家の頭金準備の悩みを抱えた麻薬取締り班刑事、ドン・チードルは私生活を犠牲にした 潜入捜査官です。別々のストーリーが最後にひとつの場所(集合住宅)で交差します。

リチャード・ギアは娼婦に入れ込んで定年後に迎えに来るもフラれて自殺しょうとした時に、失踪していた少女を見つけ、いきなり男気発揮。今頃かよと思いました。

イーサン・ホークはオープニングで金を奪うために殺人をしていたので、ガサ入れの時に金をくすねるのを躊躇うのを、何を今更と思いました。

可哀想なのは、ドン・チードル。組織のボスの敵討ちしている時に、イーサン・ホークを追いかけてきた優等生気取りの同僚ロニーに誤認で射殺されます。

実話なのかなと思うぐらいリアリティはあったのですが、あっさりの結末に当初は 伝えたい事がイマイチよく分からりませんでした。後からなんだか少しづつジワジワきました。