クロッシングの野良鹿のレビュー・感想・評価

2024/2/6
3人の主人公がどんどん悪い方へ進んでいって負のスパイラルで辛くなってしまう。3つの事件がどれもそれだけで一本の映画になってる作品があるなと思いながら見ていた。誘拐された少女を救出する老いぼれ警官、マフィアに潜入している捜査官、家のローンのために押収物を横領する捜査官。あるあるな物語である。
複数の事件が絡んで繋がっていくというストーリーは大好き。本作はそういう触れ込みをしている割には、事件が同じ場所で並行して起きているだけで絡み合うわけではないから肩透かしをくらってしまった。