面白かったけど暗くて悲しい。
退職直前の警察官、金に溺れた汚職警官、潜入捜査の警官の話。
トレーニングデイ、イコライザーもそうだけど、国家権力が機能してないというところに焦点があってる気がする。
まぁ確かになぁ。運営してるのは人間だから。
３つの視点それぞれに葛藤があって、どれも重いので気持ちが暗くなってしまう。
警察ってこんなに黒いよね〜というアピールはいいんだが、じゃあどうしたらいいんだ、っていう光を当てて欲しかったな。これだと愚痴に近い。
それにしてもリチャード・ギア久しぶりに見たなぁ。
イーサン・ホークは覚醒前って感じ。最近の映画ほどの覇気はないけど、狂ってく様子が切ない。
めっちゃ好きなドン・チードル。本作でかなり尺が長いので実質主役。こんな優秀な潜入捜査官なんでもこなしちゃいそう。
