このレビューはネタバレを含みます
[聖書]に精通していない人向けのフィクションの垂れ流し作品'`,、('∀`) '`,、
一応、ヨハネ1章1節から始まってますね。
それから箴言の書。
そして福音書の記述。
だけど、
これほどのスケールと豪華キャストなのに、何故[聖書]に忠実に作らなかったんだろう。そこが残念。
ただね。神殿の中庭は忠実に作られてたね。犠牲を屠る場所、捧げる場所、祭壇も正確に作られていたし。祭司たちの衣装も石の位置まで正確だったね。そこら辺は素晴らしい。
が、使徒たちの選び方が違う。全然違う。
「山上の垂訓」を語られた場所もタイミングも違う。何よりも大切な『主の祈り』が途中でフェードアウトしてるしね。
ラザロと富んだ人を混同している。別人なのに。
ラザロの妹マリアとマリア・マグダレネと娼婦マリアと姦淫したマリアを混同している。全くの別人なのに。
ラザロの復活を凄く感動的に描いているけどね。ぺテロなんか涙まで流しちゃって。♪ハーレルヤ♪なんて歌まで流して。
でもね。ラザロの前にね、ある年配のやもめの息子を復活させているからね、イエスは。使徒たちも見てるし。
奇跡の順番もタイミングも滅茶苦茶。
足なえのじいちゃんも血の流出を患う女性も生まれつき目が見えないじいちゃんも、そこで出てきちゃダメだよ。
バプテストのヨハネに関する何もかもが違う。泣けてくるほど違う。大切な役割を果たしたんだよ。ヨハネは。なのにソコは全カット。
最後の晩餐って...全然違うし。イエスがニサン14日に制定された[主の記念式]なんだよ。横一列なんかじゃないし。椅子なんかまだ無かった時代だよ。
イエスが地上に来られたのは、この日(ニサン14日)に神と使徒たちを初穂とした人類との間の[新しい契約]を結ぶ仲介者となられる為だったんだから、ここを福音書通りに描かないと意味がないよね。ダ・ヴィンチの絵画通りに描いてどうすんのさ?!
とにかく全編、福音書を無視してる。
イエスの生涯と言うのなら、せめて時系列通りに描いて欲しかった。
[聖書]の主題と神のご意志におけるイエスの役割を正確に伝えられていないのが本当に残念。
あとイエスは碧眼じゃなかったんだけどな'`,、('∀`) '`,、
[聖書]に精通していない人向けのフィクションの垂れ流し作品'`,、('∀`) '`,、