『はるかノスタルジィ』や『さびしんぼう』に連なる大林お得意の2世代恋愛譚、なのだが2006年バージョンということで尾道や小樽のような古都が甘やかなノスタルジーに誘うスキは一切なく、ニート、援交等の一…
>>続きを読む大林宣彦監督と伊勢正三さんの大分舞台の古里映画コラボ作品第2弾
22才の別れの曲と、大分県臼杵町の竹宵の灯、臼杵市と津久見市の関係、そしてリコリスとヒロイン花鈴の親子の関係これらを巧みに入れ込んだ…
大林宣彦監督作品。映像にクセがありすぎるのとは裏腹に、内容は思った以上に観やすい作品だった。映像のクセとはどうゆうものかというと、ずっと映像が傾いているというもの。そして、なぜだか「HOUSE」を彷…
>>続きを読む久し振りに「理由」を観返したときに、そういえばと思い出したのがこれだった。もちろん「なごり雪」も観ているのだが、高校時代より、成人してからの別離の方が生々しく身に染む。70年代にはこの歌の重みが解か…
>>続きを読むネタバレ
ねっとり濃密大林ワールドに馴染めるか否か
手放しで礼賛はしないが大林監督に一目置く人間としての感想は「どう言っていいか全く分からんよ・・・」笑
本作は大分三部作の二作目という位置づけのよ…
このレビューはネタバレを含みます
はるか、ノスタルジィの再来。
仕事人間で交友関係が希薄な主人公。自らが無精子症と診断され人生を見つめ返す。(彼岸花は種子を作れない)
最中、大学生時代に愛した女性の娘と偶然出会ってしまい、彼女と「援…
■2回目の鑑賞(2024/03/02)
3回目も観たい。
序盤から勢いよく、見やすい。音楽が効いていて、集中して観られる。饒舌な語りから始まる大林節はいつものこと。結婚を匂わせている同僚の女性のち…