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胸に輝く星のsundayのレビュー・感想・評価

胸に輝く星(1957年製作の映画)
2.0
ヘンリー・フォンダの人生を経験した男、アンソニー・パーキンスの若々しい姿を楽しむ。

賞金のついた指名手配犯を馬に乗せ、ひげの男モーグがやってくる。これがヘンリー・フォンダなのだが、いやー過去にいろいろあって、しかし公平な分別がありそうな芯のある人間、という雰囲気を醸し出しての登場。クリント・イーストウッドの一匹狼とはまったく違う設定なのがおもしろい。

一方町の若い保安官ベン。これがアンソニー・パーキンス。こちらも町に正義を、というまっすぐで素直な若者。町には悪者有力者ボガーダスがいて実は保安官の地位を狙っている。プラスしがない悪者が少々。善悪そろい最後は正義が勝つ、というすっきりした終わり方。

今回は悪者、善人がともに白人。先住民は、町の郊外にインディアンの夫を亡くした未亡人ノナが幼い子供キップと住んでいる、という形で出てくる。ノナの両親が先住民に対し卑下しない人だった、という設定なのがめずらしい。


1957アメリカ
2023.2.10BSプレミアム
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