サーフ

爆裂都市 BURST CITYのサーフのレビュー・感想・評価

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)
2.7
この映画から迸るエネルギーの強さ、凄くない?出てくる人大体目がバキバキだし、後半はずーっと乱闘しているだけだし。
手綱の無い暴れ馬のように自らのエネルギーの赴くままに身を任せてる、そんな感じの映画だった。

当時の若者の代弁者みたいな映画なのかなとふと思った。行き場の無い、ぶつけようのないエネルギーをこの映画が変わりに発散してくれる。尾崎豊の「卒業」で言う所の自分の代わりに校舎の窓ガラスを割ってくれるみたいな映画。

世界観は「マッドマックス」っぽい。荒廃した世界で鳴り響くパンク・ロックミュージック。ストーリーは有る様な無い様な、そんな感じの映画だったけど、世界観は凄く好きな作品だった。

ロッカーズもルースターズも全く世代じゃないのでこの映画で初めて楽曲に触れたけど、どれもカッコいい。
後、主題歌の「セル・ナンバー8」、この映画で初めて聴いてグループ魂の「グループ魂のテーマ」と言う曲が「セル・ナンバー8」の歌詞変えただけで実質カバーなの初めて知った。
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