「ヤツの体には絵の具の血が流れている」だの「彫ってるんじゃない、石の中から解放してるんだ」といった陶酔系の名台詞の数々が違和感なくハマる荘厳な大作。
しかも、ただでさえド暑苦しいヘストンのおかげで…
1965年”The Agony and the Ecstasy”。ミケランジェロが本業では無いと自分で決めていたフレスコ画(システィナ礼拝堂天井画)と、その発注主であるユリウス2世の関係を描く。二人…
>>続きを読む死ぬまでに絶対に見たかったシスティナ礼拝堂の天井画
「気高く美しく、不安を知らない」
1508年バチカン
教皇ユリウス2世は
彫刻家ミケランジェロを寵愛する
システィナ礼拝堂の天井画に
フレ…
去年イタリア旅行に行き、システィーナ礼拝堂の天井画に心を奪われたため鑑賞。
ガイドさんからは、教皇がすごく嫌味な人だった、ミケランジェロは天井画完成後、他人に本職以外のことで評価されるのが怖くて逃げ…
一つの絵を通して、作者(ミケランジェロ)と鑑賞者(教皇)という二人の人物からそれぞれにとっての芸術が持つ役割を描いた映画だった。後者は意外と見たことがない視点なので新鮮だった。
すごい昔のことなので…