三四郎

我が家の楽園の三四郎のレビュー・感想・評価

我が家の楽園(1938年製作の映画)
3.0
タイトルの上の名前、幸せだなぁ。
「打ち間違えたのは20年やってて初めて」子供の頃は松葉杖に憧れたよなぁ、確かに。氷売りが今じゃ爆竹作ってるって面白いな。夕食は何人ぶんかも、道で会う人の数によるというのも笑わせる。
「壁にぶち当たると主義に走るのが人間」
共産主義、ファシズム反対、アメリカ万歳のメッセージ。
「自由に生きるには勇気がいる」

ザワークラウト(Sauerkraut)やソーセージ(Wurst)は安物なんだな、ドイツ料理は安物扱いだ。ロシア人は悪い方に考えるというのも面白い。

「使いきれぬ金を稼いで何になる?死んでからも価値があるのは愛と友情」
キャプラ・リスキン作品は名言多し。

一つ気になったのは、よくアメリカの家庭に飾らせている細長い三角型の大学名フラッグ。あれにアラバマと書いてあるのは何故か?アラバマと言えば南部で後に公民権運動の時過激だったところではないか?!大学の卒業式にグランパは出て楽しんでたが…。

そんなにお金を稼いでばかりでどうする。あの世では使えんよ。持っていけるのは友情だけだ。
原題 (いくら貯め込んでも天国には)
それは持っていかれまい
三四郎

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