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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のtntnのレビュー・感想・評価

3.7
昨日見た『ブラック・フォン』のイーサン・ホークとの落差が凄い。ウィーンは静かだけれど美しい異国というより、若者が夜に屯するようなどこにでもある街にも見える。
恋愛映画というより人生についての映画だと思う。この一夜を永遠にするか、再会してしまうのか。「一瞬が我々を捕らえて離さない」という『6歳の僕が大人になるまで』の台詞は、ここでも共鳴している。あの映画のラストシーンと全く同じ構図があった気がする。
市電に乗って会話する場面が一番好き。
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