三部作の一作目として見るか単発の映画として見るかで最後の印象は若干変わると思うけど、楽しかった。完走に3日かけたけど。
ウィーンの街並みをちょっとチルいけど日常的に描きあくまで主役は二人の会話劇。何者でもない二人が異国で出会い、事件に巻き込まれるわけでも無くハプニングもなく一晩中散策しながら語り合う。
占いのくだりでイーサンがちょっとムキになるのが素な感じでリアル。
こういうただ会話と演技のみで進行する映画やドラマ、好きです。
ラスト、朝が来て二人が歩いた場所をワンカットずつ振り返るシーン、祭りの後の寂しさ感があってこれまたちょっとだけチルい。
そして不要不急の素晴らしさ。
