このレビューはネタバレを含みます
私が邦画ばかり見ていて、外国の映画をあまり知らないというのもあるが邦画感のある作品だと感じた
会話劇が大好きな私にとってもってこいの作品
2人の会話が深くてとても良い
まさに私が友達としたいと思うような会話
基本的に何も起こらないし(たまたま会った2人が1日共に過ごすということは起こっているが)伏線も何もないが、とてもわかりやすい
100人中100人が理解できるような内容
個人的に最後の2人が共に過ごしたウィーンの様々な場所だけが音楽と共に映し出されるシーンがとても好き
2人が過ごした場所たちがどこか寂しそうで、しかし2人が過ごしたという事実は夢でもなく現実であるというのが感じ取れた
とても良いシーンだった
この映画にかかせないカットである
