いろいろ考えさせられる映画でした。ブレグジットはこういう状況も原因の一つなわけですね。
主人公アンジ―の、母だったり娘だったり、被搾取側だったり搾取側になったりと複層的な立場がとても興味深い作品です…
もうイヤになるくらいに切ないし、無情な気分になる。
このタイトル(原題も含めて)が非常に意味深でさらになんとも言えない無力感にもとらわれてしまう。
とても政治的な意図のもと制作されたんだろう。
日…
ケン・ローチ監督作。
移民に仕事を斡旋するシングルマザーの姿を描いたドラマ。
イギリスの名匠ケン・ローチが移民問題をテーマに描く社会派ドラマの秀作で、民間の職業紹介所をクビになったシングルマザー…
果たしてケン・ローチ監督は今の世界不況を予測していたのか。
そんな時代の先見性を予測したかのような物語。
いつも通り社会の底辺に生きる人間たちが中心。
移民の労働者たちが仕事探しに四苦八苦。
そん…
このレビューはネタバレを含みます
本編視聴後に予告見るとハイライトになって記憶が整理されるね♪
「自由な世界」の元で不自由な暮らしを迫られ、法律やモラルといった規範の通用しない日常を選択する女性の物語。基本的に人間は善き行動、善き…
家族の為に家を離れて働くが、その分だけ心が離れていくテーマは、監督の近作「家族を想うとき」と通じる。
母は闇の仕事に手を出さざるを得ず…
日常という地獄を描いた、貧困映画のシビアな傑作。
終盤は、…
2008年日本公開。 ケン・ローチ監督作品。
労働者事情と移民問題をテーマに描く社会派作品。 33歳のシングルマザーである主人公が勤めていた職業紹介所を解雇され、起死回生を狙って自分で紹介状を始め…