電話する映画。
何を言ってるのかわからねーと思うが(略)
電話でメインの時制を告知し、
その間に電話相手それぞれの過去を挿入するという、
時制のコントロールがコーディネートされた構成が見事すぎる!
そして原題が粋すぎてやばいんだけど、
珍しく邦題も良い。
邦題のせいでミスリード起こるのが上手く作用するんだよなぁ。
「私は殺される」
→タイトルで目一杯煽っといて実は勘違いでした~、っていうオチやろ!タイトルでわざわざ言うわけないもんな!
と思わせといて、
え…でも真相明らかになっていく程に本当に殺されそうだけど大丈夫??
え…でもでも…
ってなるの絶妙すぎ!
最後までどっちに振れるかわからない状態!
からの~、
最後の数分のアクセルベタ踏み加速感!!!
最後のシーンの虚無感が素晴らしすぎるから、
やっぱり原題が粋すぎる。
バーバラ・スタンウィックはメンヘラ気質の役やらせたらハマりすぎるのよ。
口数の多い役が多いから、
台詞覚えるの本気で大変そう。
シオドマク監督の「らせん階段」といい、
身体が不自由で迫り来る危険から逃げられない設定はチートすぎるんだよなぁ。