「愛のメモリー」というとどうしても松崎しげるが…。
ブライアン・デ・パルマ監督のあんまり有名じゃないっぽい1976年作。確かに恋愛的要素もあるが内容はサスペンス。
主人公の男は愛する妻子を悪人に誘拐され身代金を要求される。警察は逃亡する犯人の車を追いつめるがその道中人質をのせたまま車は橋から転落。妻子は死亡し憔悴する主人公…
やがて時が経ちイタリアを訪れた主人公だが、そこで妻に瓜二つの女性と出会う。やがて二人は惹かれあうがなんとまたしても誘拐事件が起きてしまう話。
他のデパルマ監督作と比べると地味目かな、中盤ぐらいまではふ~んぐらいな感じで見ていたら後半まさかの展開が!?
なんとなく主犯格はすぐに想像出来てしまったが、まさかアレがそうでしたかって感じで終盤の展開や演出はさすがのかっこよさ。