キャッスルグレンギャリ

フロント・ページのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

フロント・ページ(1974年製作の映画)
3.9
U-Nextで鑑賞。ビリー・ワイルダー監督のカラー作品(カラーの時代になって撮ったもの)に好きな作品はないのですが、本作はまあ良いほうかなと思います。ドタバタぶりが良い。救急車から担架が飛び出して走り出すところなど、サイレント時代のコメディみたいで。
ドイツ人という精神鑑定医がアメリカの悪口をい言いますが、ドイツ系のワイルダー監督が感じていることなのでしょうか。
サイレントコメディチックかと思えば、ウォルター・マッソーはじめ登場人物が終始まくし立てて、疲れました。アメリカ人の国民性でしょうか。
主舞台になる記者クラブのセットがどこかで観たことあるなあ、そうだ「ヒズガールイズフライデー」だと気付き調べてみると、原作が同じでした。
スーザン・サランドンがまだ駆け出しだったのでしょうか、彼女でなくてもいい役柄で出ていました。