ある死刑囚の死刑執行当日に、それまで追跡取材を続けていた新聞記者が突然の辞表を出したことから始まるドタバタを描くブロードウェイの戯曲の映画化作品。
2021年234本目。
ビリー・ワイルダー監督後期の作品で、ここでも主演はジャック・レモンです。元は何度も映画化されているブロードウェイの有名戯曲のようです。
辞めたい記者と辞めさせたくない編集部長、この2人の押し問答がメインですが、それぞれ必死にあの手この手を打つのが可笑しいです。途中ハラハラする展開もあったりで飽きません。現在主流の破茶滅茶にバカをするタイプのコメディではなく、滑稽な人間模様を上品に面白おかしく描いた喜劇のようなコメディ作品です。
まだデビューしてすぐのスーザン・サランドンも出ています。
