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野獣狩りのnoteのレビュー・感想・評価

野獣狩り(1973年製作の映画)
3.8
知られざる邦画の刑事アクションの秀作。
東京・銀座で、国際企業社長の誘拐事件が勃発。犯人の革命組織「黒の戦線」を追う父子鷹刑事の必死の捜査を描く。
木村大作が撮影した70年代東京の都心部の猥雑な街並みと、侘しい路地裏の絵面の構図のギャップが美しい。
制御出来ない群衆や野次馬を、そのままエキストラとして利用する銀座での臨場感溢れるゲリラ撮影は圧巻。
藤岡弘、の路上でのワンカット撮影の全力疾走と、高所でのスタントなしのアクションは見もの。
題名に反して、藤岡弘、が最も劇中で野獣である(笑)
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