方眼

カウボーイの方眼のレビュー・感想・評価

カウボーイ(1958年製作の映画)
4.0
1958年”Cowboy”。シカゴとメキシコを旅する牛追いの生活。トランボがノンクレジットで脚本に参加していると知って観るので、対立するフランクとトム、トレイルチームの自由な意思と行動、干渉と自己責任など、非常に趣き深い。道中は常にフロンティア時代らしく、個人と集団のドラマを割とシビアに描くが、初めと終わりのシカゴホテルを楽しく作って挟み込む構造。慣れて平穏な夜→娯楽ほしいオフザケでヘビ→大騒ぎから思わぬ悲劇→リーダーの統治。女いない旅→酒場でリスク→助けるの助けられるの→まさに自己責任。元保安官ドクの参加と退場もシブい(引退理由は「拳銃王」みたい)。監督と主演も相性がよく、キビキビ編集されて見やすい良作。ジーンズの上から穿くのは”チャップス”、牛や馬から足を保護する。ウッディーは穿いてないがジェシーは穿いてる。
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