泥の河の作品情報・感想・評価・動画配信

『泥の河』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

きっちゃんとのぶちゃんの言葉なき心の交信、互いに通じた大きな悲哀が、いたく心に響いた。
お父さんもそれを少し、感じたのだろうな。

大人対子ども、というよりも、それぞれのなかで生きている世界そのもの…

>>続きを読む
5.0

【泥の世界の上で。】

乱暴。だがしかし、静謐な世界であるから、それは意味をなさない。より静かな世界を感じ、人の温かみと惨さを感じる。

”子どもの視点の純粋さと残酷さ”を描くっていうのが、この映画…

>>続きを読む
よ
-
このレビューはネタバレを含みます
少年時代の無邪気さより垣間見る鬱屈さの方が多い

きっちゃんが最後何も言わずにいってしまったのはどんな理由があるんだろう

この手の映画で最後の別れが一方的に終わってしまうの初めてかも
目
4.5
軍歌使われるとただでさえ頭に残るんやけどこの映画のは次元が違う
nano
5.0
このレビューはネタバレを含みます

終戦からそれほど経っていない大阪、貧困の中で少年たちが体験する切ない別れ。
加賀まりこが演じる娼婦の小舟が重要な舞台。
1980年代の製作ながら、あえて白黒で撮影された佳作です。

私は大阪が父祖の…

>>続きを読む

ほぼ対岸を行ったり来たりして話が展開されるんですけど凄いことにずっと飽きずにむしろ終わるまで没頭して見てしまいました。

「もはや、戦後ではない」という時代の悲しさというか、厳しさというか、ちょっと…

>>続きを読む
子どもたちの世界と大人の事情。
重たいく切ない気持ちがずっと残った。
声が届いていたらいいな。
原作もとてもすきです。

原作は宮本輝の太宰治賞受賞の作家デビュー作を、本作が初監督の小栗康平が映画化、彼の最高作とした。子役が巧い。製作は「大地の子守歌」「曽根崎心中」の木村プロ。雁之助の牛を曳く顔の汗。河川。内藤昭の美術…

>>続きを読む
3回目

やっぱり名作
何度見てもいい
人間らしい生活とは
汗水流して稼ぐとは
人情とは
人として大事なことが詰まっている
加賀まりこがめちゃくちゃ美しい

あなたにおすすめの記事