LalaーMukuーMerry

カイロの紫のバラのLalaーMukuーMerryのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
4.4
ウディ・アレン監督作品はそれなりに見てきたつもりだったが、作品多数ゆえ十分知ってるとは言えない私。特にウディ・アレン作品の中で、一番評価が高いらしいこの作品を見てなかったからその感が強かった。何故かこの作品とは御縁がなく、ここ何年もレンタルできずにいたのだが、ついに見れる機会に恵まれた(喜)。
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なるほどね。評価が高いのはわかるワ。時代は1930年代(不況時代)のアメリカ、ニュージャージー。これから売り出しという若手有望映画俳優トム・バクスター(=ジェフ・ダニエルズ)と一般女性セシリア(=ミア・ファロー)とのコメディチックなロマンチック・ファンタジー。 彼に突然一目惚れされて喜ぶ彼女役を素人っぽく演じるミア・ファローが可愛くて、BGMのチョイスがいい感じ、そしてラストの切なさがいいですねぇ。
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ウディ・アレン監督自身が出てきて、ぺちゃくちゃ喋りまくることがないので、(私は好きなのですが)あれが合わないという人にもこの作品はおススメできますね。