このレビューはネタバレを含みます
VHS字幕スーパー版鑑賞。
日本語字幕:佐藤一公。
アメリカ喜劇の巨匠メル・ブルックス(監督)と名コメディアンのジーン・ワイルダー(主演)の共同脚本作品。
ボリス・カーロフ主演の3本
1作目「フランケンシュタイン」
2作目「フランケンシュタインの花嫁」
3作目「フランケンシュタインの復活」
のエピソードを元にしたパロディ。かなり本気でパロってますね。しかもわざわざモノクロで。素晴らしい👏
「フランケンシュタインの幽霊」のエピソードも|д゚)チラッと出てたね。
何が凄いかって、1作目の研究室と実験室のセットがそのまんま使われていること(見れば分かるレベル)。[生と死に関する秘密]も出てきたし、ホント素晴らしい。
異常者の脳を移植してしまうことや「生きてる!生きているぞ!」の台詞も、怪物が火を怖がるのも同じだったね。
あと[花で遊ぶ少女と怪物]も湖じゃなくて井戸端という...放り込まれなくて安心したよ。
バイオリンの音色に引き寄せられるのは2作目だね。盲目の老人との感動的なエピソードもとんだ大爆笑シーンになっちゃって。
ただ本作ではちゃんと花嫁と結婚できて良かったね。花嫁のヘアスタイルもまんまでウケる。
3作目に出てきた[義手の警部]が、本編を通してずっと出てたのはご愛嬌だね。
フランケンシュタイン以外では、やはりクラーク・ゲーブルの[リッツを踊ろう/踊るリッツの夜]のパロディが素晴らしい。タキシードを着たフレデリックと怪物が歌いながら踊っちゃうって良いよね。
実は1作目には、怪物を造り出したヘンリー・フランケンシュタイン博士のお父さんが出てくる訳で。
なので、ヘンリーは[ヤング・フランケンシュタイン]って1回だけ呼ばれているんですよね。
タイトルもそこからなんだろうな...。
ああ面白かった。
あ、角笛!3作目でベラ・ルゴシが吹いていた角笛!最後の最後に出てきたね(笑)