すけきよ

大菩薩峠 完結篇のすけきよのレビュー・感想・評価

大菩薩峠 完結篇(1961年製作の映画)
2.5
三隅監督とは違い、丸まった柔らかな物語となった。その為、子を思う父親としての、情緒的な側面が強調されたものとなった。今までのクールさは影をひそめてしまったのは残念で、むしろ哀れに感じてしまった。また、話の盛り上げ感も少なく、嵐の場面は取ってつけたようで、一貫性に乏しく思えた。長編の終わりにしては物足りなさが否めない。残念。
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