きまぐれ熊

ダークナイト ライジングのきまぐれ熊のレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
4.4
ベストムービー用にメモ

人生No.1ヒーロー映画。どうしようもなく好き。

MCUも全部見たしエンドゲームは死ぬほどテンション上がったけど、一番好きなヒーロー映画は?って聞かれたら間違いなくこれ。
ダークナイトでもなくダークナイトライジング。2作目のダークナイトは個人的にはヒーロー映画ではないと思ってる。
もっというと原題のRISESの方が圧倒的にカッコいい。RISESじゃないとエンドロールが映えない。

ハイライトとしては、ベインとの無骨な殴り合いのシーンもめちゃくちゃカッコいいんだけど、重要なのはバットマンとしての閉じ方。
ヒーローとして燃え尽きて、象徴だけが残ったっていう終わり方がこれ以外に思いつかないくらい完璧。到底いい着地が見えなかった前半からの見事なハッピーエンド。
ラストのアルフレッドが見た、夢うつつの様な会食シーンがマジ尊すぎて泣ける。

ダークナイトのひたすらじっとりとしたリアリティから、ここまでのカタルシスを生み出すまでに昇華する過程こそがこの3部作の魅力なので、ダークナイトだけを見るんじゃなくて是非3作通して観てほしいところ。
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