再観賞
愛でたくなる、可愛らしい映画
『ダークナイト』ほど隅々まで整った映画では全く無い。終盤、ベインは結局よく分からない小物になるし、核兵器の処理も適当すぎる。中弛みもちゃんとする。けれど、ラストではしっかりグッとくるし、良い映画である。
なんなら、これくらい気の抜けた感じの方が好きまである
『バットマンビギンズ』からのアンサー映画としても、落ちてから這い上がる描写が、本当に奈落に落ちるブルース・ウェインを描く、という流石に直接的すぎる気もするが、分かりやすくて良い
ラストカットの、ロビンが文字通り「上がる」場面での『the dark knight rises』も良い!ジョゼフゴードンレヴィットのロビンも観たかったなあ
正直、あまりキャットウーマンの登場に必然性は見出せなかったが、アン・ハサウェイは可愛いし、暗視ゴーグルを上げると猫耳になる、という丁度ダークナイトトリロジーの世界観に合ったガジェットは心くすぐられる
総じて、個人的な評価は
バットマンビギンズ○
ダークナイト◎
ダークナイトライジング☺️
という、何とも不思議な三部作だった