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ダークナイト ライジングのLifeispartyのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
2.8
■一言コメント:持つモノと持たざるモノの葛藤。共感するには鈍感すぎた自分。

2023年に鑑賞。観終わった率直な感想しては終始退屈な展開が続いたなと…

ただ公開当時の社会情勢や、公開時に劇場での銃乱射事件の話を聞くとインパクトは凄かった事が分かる。

個人的にバットマンシリーズとしては、アーカムの住民とバットマンの心の在り方が重なった瞬間が、1番熱くなるポイントなので、今回はそれがほぼ観られなかったかな。。。逆にゴードンと心が重なる瞬間は毎回の熱いし、唯一目頭が熱くなったのもここ。

街の人は終始抑圧されっぱなしで、受け身に思えてしまった。前作ダークナイトと比較しても、今回自由意志を示したのは圧倒的にベイン側なので、そこに感情移入できないとポカーンとしてしまうのかも。

持つモノと持たざるモノ、その中でもベインや黒幕と近づく瞬間がもっと観たかった!!

日本人としては、圧倒的格差を感じるような生き方をしていきていないので、ある種鈍感になってしまってる部分も大いにあるんだろうなぁ。
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