もう夏

ダークナイト ライジングのもう夏のレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
3.6
めちゃくちゃ面白かった。
木曜日の深夜のつもりの金曜日の明け方3時、床に体育座りで鑑賞。
今日初めて暖房をつけた。今日は11月22日、いくら今年が例年より暖かいからとはいえなかなかに粘った方なんじゃないだろうか。しかし付けたは良いものの、この暖房特有の生ぬるい空気はあんまり好きじゃない。付けないと寒すぎるし付けたら気持ち悪いしでどうしたらいいのだろうか。

三部作の中で完結編であるこの作品が一番好きだった。

正義は人の数だけあるけれど、人が「善良」であるための定義は何なのだろう。
貧困に限らず様々な悩み、そしてそこから生まれる醜い感情がいつの時代も人の目を曇らせる。
ベインに煽られた市民と、立ち向かった市民。
彼らの違いは何なのだろうか。
橋の爆破が吉と出るのか凶と出るのかも私たちには分からない。

“人は何故落ちるのか。
──這い上がるためだ”
生涯ヒーローとして苦悩し葛藤し続けたブルースが、命を懸ける時思い出すのはやはり父のこの言葉だった。
そうして作られた彼の生き様は人々に「善良」であるための勇気を与えた。
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