ディズニーが製作したSF映画として当時は話題だった。
・・・のだが残念な内容に叩かれて、今や一般レベルでは忘れ去られた存在。
公開年が79年なので既にスターウォーズの一作目が公開されている。
しかし内容はスターウォーズ以前のレトロなSF感がある。
これが今観たら、僕みたいな好きモノが観ると味があると思えるが
ハッキリ言って古臭い。
この映画にはやたらロボットが出てくる。
主人公サイドにヴィンセントって名前のポンコツロボが出てくるが
コイツ、ロボコンにでも出て来そうなヤツだ。
と思ってたら他の方のレビューでも書かれている。
やはり、皆さん同じ事を感じているようだ。
敵ロボットとの戦いもレトロな光線銃でピキュンとやり合う。
これを観ると逆にスターウォーズ以前のSF映画ってものが
見えてくると思う。
敵も味方もロボットがやたらドリルを使いたがるのがヘンで面白い。
ヴィンセントはやたら人間臭いポンコツロボだ。
ラストはブラックホールに飲み込まれるが、この映画独自の解釈で内部を見せてくれる。子供の頃に観た時、ブラックホールの神秘性もあって結構恐ろしいシーンに思えた。
今ではやたら酷評が多くて、お約束のようにネタ映画のひとつにもなっている。
個人的にはそこまで酷くはないと思うが、最近のSF映画に慣れた目で見るとやっぱり面白くないだろう。
普通の人の感覚では低評価になるらしいのでご注意を。