松岡茉優

島育ちの松岡茉優のレビュー・感想・評価

島育ち(1963年製作の映画)
4.1
八木美津雄はやっぱり外さない。母の死をきっかけに島育ちの岩下志麻が東京に兄を探しに旅立つ話。
突然の高速横移動や時々挟まれるロングショット、寺島達夫と川津祐介の最後の下りが素晴らしい。暗闇の中の蝋燭の光でオーバードーズがバレる(不気味に光る睡眠薬!)のもカッコよ過ぎる。
殿山泰司はなんやかんやいい奴だし、川津祐介がやっぱりどうしようもない笑。川津祐介ってなんでこんな役ばっかりやらされてるんだ??馬でバスを追いかけるの他の映画でも観た気がするけど、なんだったっけな…。話の終わり方は全然いい話じゃないのに無理やりいい話にしようとしてて笑った。ヒット曲を元にしたらしいが、話と曲がマッチしてなさすぎるのも逆に面白い。
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