ゴールディ・ホーンが大好きだから観た。期待は全く裏切られることなく、彼女は全編に渡り光り輝いてる。そして、カート・ラッセルは、こんな役が本当に上手い。
だから、この作品の大半を占めるジェンダー観や家父長主義のくだりに辟易する。今の時代だから述べているわけじゃなく、そんな言葉が認知される前からずっと感じてた。ロマンスみたいなオブラートに包まれているけど、本作を観て、この違和感と弊害を確信した。
ゲイリー・マーシャルという人は、プリティ・ウーマンの監督だと知り、なるほど。幸せの定義や価値観がよほど偏っているか、或いは、逆に皮肉屋なのかもしれない。
※ゴールディ・ホーンは時代を超越して素敵